お知らせ

江橋節郎賞

第11回江橋節郎賞決定のお知らせ
日本薬理学会江橋節郎賞は,本会名誉会員故江橋節郎先生の生命科学への貢献を末永く顕彰するため平成19年に創設され,独創的,飛躍的な業績をあげ,薬理学の進歩に大きく貢献した会員に授与してまいりました.
薬理学の振興という本賞創設の趣旨に則り,学会外有識者を含めた選考委員会において,第11回受賞者に京都大学の 萩原 正敏 教授を決定いたしました.
萩原教授は,遺伝子発現制御機構の解明を進め,色の異なるGFP蛍光タンパク質を使って遺伝子発現パターンの変化を生体内で可視化する方法を世界で初めて開発し,独自のケミカルバイオロジーの新技術を駆使して,遺伝子の異常に起因し,従来薬物治療の対象とされてこなかった疾患が治療可能であることを疾患モデル動物や患者の細胞等で証明しました.萩原教授が発見したスプライシングパターンを変える化合物は,様々な遺伝性疾患に適応可能で,これまで治療法の無い絶望的な遺伝病患者に希望を与えるものであり,今後の発展性についても大いに期待できるものです.
受賞講演は7月の第18回国際薬理学・臨床薬理学会議(WCP2018)会期中に国立京都国際会館で行われます.


第11回(2017年)(受賞講演:2018年7月第18回国際薬理学・臨床薬理学会議(WCP2018)
萩原 正敏 教授(京都大学大学院医学研究科)
先天性難病等の治療を可能とする創薬研究
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第11回江橋節郎賞を受賞して
第10回(2016年)(受賞講演:2017年3月第90回年会
池谷 裕二 教授(東京大学大学院薬学系研究科)
脳回路機能の可塑性と病態に関する研究
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第10回江橋節郎賞を受賞して
第9回(2015年)(受賞講演:2016年3月 第89回年会
森  泰生 教授(京都大学大学院 地球環境学堂及び工学研究科)
Ca2+チャネルの分子実体の同定とそれを基盤とする薬理・生理学的探究
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第9回江橋節郎賞を受賞して
第8回(2014年)(受賞講演:2015年3月 第88回年会
貝淵 弘三 教授(名古屋大学大学院医学系研究科 神経情報薬理学講座)
細胞の収縮,遊走と極性を制御するメカニズム
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第8回江橋節郎賞を受賞して
第7回(2013年)(受賞講演:2014年3月 第87回年会
金井 好克 教授(大阪大学大学院医学系研究科 生体システム薬理)
トランスポーターの分子実体の解明と分子標的創薬への応用
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第7回江橋節郎賞を受賞して
第6回(2012年)(受賞講演:2013年3月 第86回年会
飯野 正光 教授(東京大学大学院医学系研究科 細胞分子薬理)
カルシウムシグナルの時空間動態と機能
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第6回江橋節郎賞を受賞して
第5回(2011年)(受賞講演:2012年3月 第85回年会)
成宮 周 教授(京都大学大学院医学研究科 神経・細胞薬理学分野)
プロスタグランジン受容体と低分子量G蛋白質Rhoの研究
comment 第5回江橋節郎賞を受賞して
第4回(2010年)(受賞講演は,第 84回年会(2011年3月22~24日,パシフィコ横浜)にて行われる予定であったが,東日本大震災により集会中止となった.)
三品 昌美 教授(東京大学大学院医学系研究科分子神経生物学分野)
グルタミン酸受容体と脳機能
comment 第4回江橋節郎賞を受賞して
第3回(2009年)(受賞講演:2010年3月第83回年会)
井上 和秀 教授(九州大学大学院薬学研究院薬理学分野)
ATP受容体の生理機能に関する神経薬理学的研究
comment 第3回江橋節郎賞を受賞して
第2回(2008年)(受賞講演:2009年3月第82回年会)
山中 伸弥 教授(京都大学・物質-細胞統合システム拠点 再生医科学研究所 センター長)
体細胞の初期化による多能性幹細胞 (iPS細胞) の樹立
comment 第2回江橋節郎賞受賞講演
第1回(2007年)(受賞講演:2008年3月第81回年会)
真崎 知生 教授(東京女子医科大学特認教授,筑波大学名誉教授,京都大学名誉教授 )
血管平滑筋・内皮細胞の分子薬理学的解析-エンドセリンと酸化LDL受容体の発見
comment 第1回江橋節郎賞を受賞して

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